新入社員の退職代行、昨年の2倍!初めの一手が遅れたら次の手を

新年度も始まったばかりなのに、企業の頭を悩ませることが加速しています。
新入社員の退職代行が昨年の2倍、と4月4日、Yahoo!ニュースで取り上げられています。
早期退職について『今の時代、当たり前』だと考える人は8割に迫る。ということです。 そして、『無理に長く勤める必要はない』と考えている人も増えています。
せっかく入社したのに、すぐにやめてしまっては、会社の損害も大
就職白書2020によると、新入社員一人当たりの平均採用コストは、2019年時点で93万6000円かかるということです。
そこから、今は物価もどんどん上がっています。
これらにかかる経費は更に上がっていることでしょう。
初めの一手は、いつ打つべきか!
今の学生さんは、大学生活でいろんな経験をするというより、気にいったところに早く就職が決まり、安心することが優先されています。
当然、考え方も、偏ってくるのは致し方ないことです。
そこで、会社は思っていたところと違う。と入社2~3日でやめたくなる前に、社会人モードに切り替える必要があります。
先ず第一段階として、入社式が大事です!
入社式で上司の言葉を聞き、従業員の働く姿勢を見た時に、ハッと新入社員が、これまでの考え方を切り替えなければ、と上司や他の従業員をお手本に、正していこうと思えるような、インパクトが必要です。
入社式でよい影響を与えられなかった場合
これから、新入社員研修があるから、と油断はできません。
実際、
「新入社員研修が終わったら、初めと印象が変わり、全然やる気がない。今年は一人しか採用しなかったのに、辞めてしまうのではないかと心配だ。」
といった相談も過去には受けたことがあります。
(実際は、3か月の個別プログラムによって、期待の新人へと変化しました。)
一般的に、新入社員研修では、スキルアップや基礎的なマナーなどの研修が行われます。
ストレスにも対応できるような、心身の健康作りの研修は、ほどんど行われないのが現状です。
新入社員が、すぐに退職代行を使ったり、うつや体調を崩してやめることがないように、心身と精神の健康作りを、早急に導入する必要があるでしょう。
まとめ
新入社員が入社2~3日ですぐに辞めないためには、この会社に入ってよかった。
と思うような、生きる姿勢や働く姿勢が上司や他の従業員からも伝わってくることが大切です。
入社式からもう始まっています。
ですが、入社式も終わり、その後、社員が元気ない時は、次の手を打ちましょう。
心身と精神の健康作りを、早く行うことによって、新入社員の早期退職を防ぐ可能性は高くなります。
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