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新入社員研修で外してはならない大事なこと

新年度ももう少しで始まりますね。

今年の新入社員は期待できそうだと思っても、1年もしないうちに、辞めてしまったり、休みがちになってしまう新入社員も多いことは残念なことです。
そうならないように、これだけは外してはならない、大事な新入社員の為の研修内容をお伝えします。

新入社員1年以内に辞める人はこんなに多い

新入社員、離職率   引用:厚生労働省プレスリリース「新規学卒就職者の離職状況を報告します」(PDF)
毎年、1割近い人が離職してしまうことは、会社にとって大きな損失となります。

早期離職の理由は?

  • 賃金や休暇、労働時間の不満
  • 肉体的、精神的に健康状態を損ねた

他、様々な理由があげられますが、健康不安から休職や退職を考える人のために、早急にしなければならないことがあります。
健康面に関して、新入社員が辞めない、休まないで元気に仕事を続けていくために、運動や食事に気を付けるだけではなく、トータルな健康教育が必要です。

後回しにされがちな健康教育

知識やスキルを身に付ける研修は多いけれども、健康づくりは、会社の利益のために直接結果を出すものではないと思い、話は聞いてみるが、後回しにするところが多いです。
ですが、採用だけでも、1人50万円のコストがかかると言われていますし、毎年、そのような社員が発生すると、会社にも大きな負担となります。
それだけではなく、離職する人が増えると、社内の雰囲気も悪くなり、良い人材も確保しにくくなります。
よって目先のことだけ考えるのではなく、会社を継続発展させるためにも、社員の健康教育は重要です。

仕事をしながら元気なエネルギーを作る

もともと、私たちは親からエネルギーをいただきます。これを漢方医学では「先天の気」といいます。
よって、もともと丈夫で生まれた人も入れば、小さい時から病気がちの人もいます。
仕事を頑張ろうと思っても、疲れてしまって、体力が続かない人もいます。
それはどうしようもないとあきらめるのではなく、漢方医学では、「後天の気」と言って、生まれた後の、食や呼吸など生活習慣で弱い体質も変えていくことができると考えます。
これらは心の健康にも影響します。

知識やスキルだけ身に付けてもエネルギーは循環しない

新入社員研修では、様々な知識やスキルを身に付けますが、健康状態がよくないと、それを循環させることが難しくなります。困難を乗り越えたり、創意工夫をしたり、様々なことを考えるエネルギーが湧いてこなくなります。そのため、健康教育を加えることが必須となります。

健康教育は仕事をしながらできることが一番役に立つ!

健康づくりのために、スポーツクラブのように、会社に運動施設を作らなければならないかというとそうではありません。
そのような、仕事と別なことで健康づくりをしようとすると、上手くいかないことが多いです。
なぜなら、もともと運動の好きな人は利用するかもしれませんが、そうではない人、本当に必要な人はなかなか利用しないからです。
そこで、新入社員の教育の中に、仕事をしながらできる、肉体的・精神的に健康になる、健康教育を行うことをお勧めします。

まとめ

何らかの理由で、健康面に不安を生じ、それぞれの力を発揮できなくなってしまったとき、それを解決するためにエネルギーが必要です。
心身の健康がそのエネルギーの源を作ります。親からいただいた体質の中には、考え方の癖も受け継いでいるかもしれません。それを、心身、精神、ともに健康にする健康教育で、新入社員としての心構えも変わってきます。行っている、知識やスキルアップのセミナーの効果もよりアップすることでしょう。
健康教育は、新入社員の健康づくりで外してはならない、大事な内容となります。

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